最近出会った言葉と考えたことを書いてみます。
瑕疵のない愛などない
これは漫画『第三のギデオン』で出会った言葉です。
私の母は私が高校生の時に亡くなりました。
私は母のことが大好きだったのですが
病気はよくなりそうにないいつ死んでしまうかわからないから外にも出れない。
そんな状況に閉塞感を覚えてすごくイライラしていました。
直接不満を言ったことはなかったけど
心の中で思ってしまっていることは、自分にはわかっているので
母が亡くなったあと本当に後悔しました。
私は母が大好きだったはずなのに、もっと大切にしてあげられたのに
大切にしきれませんでした.
「瑕疵のない愛などない」は娘のことが大好きなのに
娘がいなければもっと自由に生きられたのではないかと思ってしまった過去を
主人公が告白したときに、王が掛けた優しいアンサーです。
愛に曇りがあってはいけないと思っていたけれども
傷があるのが当たり前なのだと教えられました。
ロマンティックな人が好き
これは『フランス人だけが知っている「我慢」しない生き方 世界で一番、自分のことを大切にできる秘訣』 でであった言葉です。
フランス人youtuberクララさんの本です。
クララさんはロマンティックな人のことを
「愛を言葉で表現できるひと」だと表しています。
私は甘い言葉を言われて舞い上がっている自分が恥ずかしくて
くだらない人間だと思っていましたが
この言葉と出会い私はロマンティックな言葉に酔って好きになったのではなく
言葉で愛を表現できる精神性を素敵に思ったのだと気が付きました。
もちろん愛の言葉を挨拶くらい軽く言える人もいますが
それでも相手をドキドキさせるフレーズを持っている人
というだけで素敵なひとです。
次こそは自分の気持ちに素直になりたいです。
といいつつ、こうして自分を納得させる理屈がないとダメなところがまだまだですね。
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